ほったらかし自然農
薪の作業場として休耕田を使用していますがその一部で自分たちが食べる分だけの野菜をできるだけ手をかけず、ほったらかしで育てています。
プロジェクト【R】始動
コトの初めは・・・湧水が豊富な土地柄で地主さんが水田として使っていた時から湧水が多すぎて制御できないことから
稲作をあきらめ、ずっと耕作放棄地としてアシが茂っていました。
薪の作業場として少しずつ開拓して来ましたが、年間を通じて土地の半分は水気が多く困っていました。
そんな困っていた豊富な湧き水を同じ函南町内のお友達・・・純子さんの逆転の発想で『レンコン』を育ててみることに!
まずはレンコン池を作るために掘り進みます。
年間を通じて15~16℃の湧水ではレンコンにとって冷たすぎるので湧水を直接排水する水路の他に水温を温めるための迂回用水路を作りました。
手始めに今年の植え付け分が充分成長できるだけの池が完成しました。
もちろん、このあと現在の倍の大きさまで池を拡張する予定です。
植え付けから2週間もするとグングンと大きくなってきています。
今年の冬は『函南レンコン』デビューできるかな?
そして池の中では自然と生態系が生まれ始めています。
さっそくあらわれたのはアカハライモリです。ペアでおそらく確認できただけでも6ペア程観察できました。
数日前にシュレーゲルのペアが産卵していると思ったらもう小さいオタマジャクシがあちらこちらで見かけます。
しっかりアシの残骸を食べて泥を肥やしてもらいたいですね♪
さすがに写りませんね・・・
実は大量のミジンコが湧いています。
こうなるとモツゴや本メダカ、ドジョウとかがいると楽しいですよね。
他にもマツモムシやアメンボ、ガムシなどが見られました。
レンコン池のおかげで
そして、レンコン池を作ったことで地中の水位が下がり、湧水が広範囲に染み出なくなりました。
もともと長年アシが堆積していたこともあり、土はホクホク・フカフカの状態です。
そこで雑草を取り除かない、耕さないまさにほったらかし自然農で可能な限り種のとれる固定品種を育て始めました。
手始めにあまり肥料分のいらないサツマイモからスタートです。
他には昨年食べ切れなかった里芋も芽が出ていたのでさっそく植えてみました。
葉物はほうれん草はあまり好きではないので大好きなルッコラを撒きました。
邪魔だったアシも落ち葉の少ない時期には乾燥したものを鶏さんの寝床に敷いたり、草マルチに使ったり結構便利ですね♪
楽しみながらおいしくて安心できるものを
ほったらかし自然農もブログで進捗状況をUPしていきます。
こちらの野菜も余剰が出ましたら無人販売を計画中ですのでそちらでお分けいたします。(2018.5月現在)
この無人販売はWebカメラで在庫が見れるようにしようと思っています。